幼女の見た目と中身のギャップが斬新。そして萌え要素皆無。練り込まれた戦争設定と、緊迫感あふれる迫力の空戦×魔導戦闘シーンは圧巻のクオリティです。
見た目は幼女、中身は?『幼女戦記』
統一暦1923年。金髪碧眼の幼女・ターニャは帝国軍士官学校で、航空魔導師として輝かしいキャリアを築くべく研修に励んでいた。しかし、協商連合の越境侵犯をきっかけに、帝国と協商連合は戦争状態へ。ターニャは単独で敵の魔導師中隊と交戦することになる。
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見どころ
コミカライズもされたカルロ・ゼンの小説を原作とした戦記ファンタジー。タイトルの印象に反し、戦場の最前線で嗤う幼女を軸に硬派なミリタリーを展開していく。
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おすすめポイント
最初に一言、萌アニメじゃありません。超合理主義者のエリートサラリーマンが、とある戦乱の世界へ幼女として転生する。前世の記憶を所持したまま、幼女の皮を被った大人、知識もさることながら、この世界で貴重とされる”魔導”という能力にも長けていた。
見た目は幼女なのに、その戦いっぷり、圧倒的強さ、聡明な戦略、部下に慕われる人望、。幼女であるターニャ自身は安全な後方勤務で順風満帆な人生をおくろうとしていたが、想いとは裏腹に、その類まれ無い戦争に貴重な魔導能力によって戦争の最前線に送り込まれ続ける。その想いと行動のギャップに対して、幼女の声姿でオッサン級のボヤキを連発するから笑ってしまう。
ターニャは幼女だが、中身は元エリートサラリーマンなので、与えられた任務は責任を持って、完璧に遂行しようと動いてしまう。気持ちとしては”楽”な方向に持っていこうと何度も試みるが、その行動が裏目に出て、ターニャの評価や、彼女の部隊は強く、精鋭部隊として磨かれてく。そんな気持ちと行動、そして能力のギャップがこの物語の魅力だと思います。
戦争要素8割の本格ミリタリーテイストのアニメ。題名が「幼女」とついているので一瞬気が引けて見ていない人が多いかもしれませんが安心してください。「アニメ」という枠を飛び出て濃厚・重厚な戦争異世界アニメがここに存在してます。少し解説が必要なくらい軍事的専門用語が飛び交いますが、逆にそれがこの物語の”シリアスさ”を表現してくれている気がします。
今の時代、戦争について語り継がれることも少なくなり、実際にどういったものなのか想像するのは難しいです。この作品を通して「戦争とはなんたるか?」を「幼女」という皮を被った元エリートサラリーマンを使ってライトに訴えている作品にも見えます。連想される時代背景は第一次世界大戦〜第二次世界大戦に似ており、ターニャのいる地域はドイツをイメージさせられます。その時代にもし”魔導”が存在していたら戦線はどうなるのか?張り詰めた緊迫感ある空戦闘シーンは圧巻です。12話では物足りなさを感じる魅力を放っている作品だと思います。TVアニメのクオリティでも驚くと思いますが、劇場版はさらに磨きがかかり、見どころ満載です。
Amazonレビュー
評価: 5本作の存在は原作の書籍化が開始された頃から知ってました。
にも関わらず、これまで見るに至らなかったのはタイトルの所為です。
これ程タイトルと、タイトルから想像される内容に隔たりがある作品
は無いと思います。
本作を、異世界なろう系小説原作アニメで括るには異端すぎます。
ギャル&ハーレム成分皆無で、暑苦しいオッサンばっかり出てきて、
殺伐とした泥臭い戦記モノとなってます。ついでに主人公は狂人。
物語は第一次世界大戦を経ずに第二次世界大戦を迎えそうな雰囲気の
ドイツっぽい国=帝国を舞台としています。
我々の世界と似た歴史を辿ろうとするこの世界。武力に秀でた帝国は
周辺国との軋轢を深め、徐々に破滅の道を歩むことになります。
自身の平穏のみを追い求めるあまり、天罰が下って異世界に飛ばされ
てきた元中年リーマンの主人公、ターニャ・デグレチャフ。
異世界に飛ばされても性根が治る事も無く、出世と保身を図るべく、
9歳にして志願兵となり泥沼の戦争に身を投じる事となります。
ある意味、夢も希望も打ち砕かれ続ける鬱な話なのですが、
主人公が鋼メンタルな上に、その場その場でベストを尽くして
結果を出すタイプなので、見ていてテンション上がります。
本作は、この数年内で続編を最も強く望む作品となりました。
見なければ損、とは本作の事を指すのではないでしょうか。
騙されたと思って1話だけで良いから見る事をお勧めします。
- キャスト/スタッフ
- [キャスト]
ターニャ・デグレチャフ:悠木碧/ヴィーシャ:早見沙織/レルゲン:三木眞一郎/ルーデルドルフ:玄田哲章/ゼートゥーア:大塚芳忠
[スタッフ]原作:カルロ・ゼン (「幼女戦記」/KADOKAWA刊)/キャラクター原案:篠月しのぶ/監督:上村泰/キャラクターデザイン・総作画監督:細越裕治/シリーズ構成・脚本: 猪原健太/副監督:春藤佳奈/サブキャラクターデザイン:谷口宏美、牧孝雄、髙田晴仁/服飾デザイン:谷口宏美/魔導具デザイン:江畑諒真/プロップデザイン: 森山洋/銃器デザイン:秋篠Denforword日和、大津直/キーアニメーター:石橋翔祐、栗田新一、堀内博之/エフェクトディレクター:橋本敬史/軍事考証:大藤玲一郎/美術監督:平栁悟/色彩設計:中村千穂/撮影監督:頓所信二/3DCGIディレクター:高橋将人/編集:神宮司由美/音響監督: 岩浪美和/音楽:片山修志/アニメーション制作:NUT/製作:幼女戦記製作委員会
[製作年]2017年
©カルロ・ゼン・KADOKAWA刊/幼女戦記製作委員会
劇場版 幼女戦記

見どころ
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ストーリー
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■幼女戦記
この主人公の転生先は世界大戦中の軍事国家の将校とう珍しい設定の異世界アニメ。
萌えキャラ不在、登場キャラもほぼオッサンw
生臭い戦争もので一見暗そうに見えますが、主人公のユニークな台詞で笑いもしっかり頂ける、私的には大満足の作品です✨👍#アニメ垢フォロバ100 #幼女戦記 pic.twitter.com/mVSLdQwSOh— pepper_wing (@pepper_wing) June 21, 2020
はぁぁぁー劇場版幼女戦記
今更だけど見たわぁ〜
いやもう最高 一時間半があっという間だったよ
内容はネタバレになるから言わないが ああいう世界観のアニメマジで好き。 ハーレム系のは惰性でしか見ないけども いやぁやっぱ戦争関連のは良いねぇ
そしてエンドロールのMYTH&ROID
最高だった pic.twitter.com/nl8sWBYd65— ピスケス改 (@piscescancerkai) March 16, 2020
周りに幼女戦記好きな人いないから嬉し……本もアニメも素敵なのでぜひ見てみてください幼女戦記……
— ヤナシロ777@企画やってます (@nanashinoyana) March 17, 2020
dアニメで劇場版幼女戦記でてたから見たけど面白すぎ!
一部公開されてる部分見て!最高! pic.twitter.com/xwTqYSgqwm— カカオ豆 (@kakao0713) March 19, 2020
アニメ「幼女戦記」
今更観始めたけど良いですねコレは。
原作も買おうか迷い始める始末…
(悪魔の声)
「ようやくおでましか。
貴様は観るのが遅すぎたようだな。」 pic.twitter.com/0cLh5GUwig— わらびもち (@iwakitakayama) March 16, 2020
劇場版幼女戦記は内容もなかなか過激で攻めた物であり、だからそこ体感出来る面白さに充ち満ちているオススメの逸品なのですが、
私個人としてはTwitterの底力というか恐ろしさを体感したコンテンツでもありました pic.twitter.com/a7ueKfPPC5
— HAL@古き悪しき時代大好き侍 (@HAL9152) August 29, 2019
ツイート後のみんなの反応
『幼女戦記』
幼女の見た目と中身のギャップが斬新。そして萌え要素皆無。練り込まれた戦争設定と、緊迫感あふれる迫力の空戦×魔導戦闘シーンは圧巻のクオリティです✨#アニマまにめ #幼女戦記 #アニメ好き#アニメ好きと繋がりたい#いいねかRTで気になった人お迎え#アニメ好きと絡みたい pic.twitter.com/l8jwDQT4lY— animanix(アニマ) (@animanix) July 4, 2020