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アニメでここまで「哲学的」「芸術的」な要素を感じる作品はあまりないのではないでしょうか。人の心をアニメを通じて視聴者へ伝えたい場合、過度なデフォルメや、誇張表現されることが多い。けどこの『ef』シリーズは純粋に原作に対して制作側が本当に「真摯」に解釈して、限られた予算の中で表現できるギリギリまで追求して世に出した作品だということが伝わってきました。

観る人を選ぶかもしれませんが、紛れもない「名作」であることは確かです。これは2期まで見てすべての物語がつながるストーリーですので、ぜひ最後まで楽しんでほしいです。

感動文学芸術アニメ『ef – a tale of memories.』

ef – a tale of memories.
5

学生でありながら少女漫画家としての顔を持つ広野紘は、勉学と仕事の間で揺れながら、忙しい毎日を送っていた。そんな彼の生活に、破天荒で気まぐれな宮村みやこが現れる。彼女にふりまわされながらも、紘は自分の進むべき将来を見つけていく。
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見どころ

美少女ゲームを原作にシャフトがアニメ化。さまざまな視点から描かれる世界を独自の映像演出により再現。色彩豊かな映像演出など、画で魅せてストーリーで引き込む作品。
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おすすめポイント

ここまで完成度の高い1期と2期を組み合わせた作品には中々出会えないと思います。原作はゲームですが、まるで見ている自分がそのゲームの世界に入り込んでいる感覚。最後は全てのルートを回収しながらエンディングを迎えられた気分になれます。
なんとも心をえぐられ、心に刻まれ、アニメ史上忘れられない作品になること間違いなしです。
素晴らしいのはシャフトの演出です。
業の深い人の心を、文字、カット、音楽、カメラワーク、映像などアニメという限られた予算と期間の中で、ここまで入念に表現し尽くしたことに脱帽です。
これはシャフトが本当に『efシリーズ』を愛し、クリエイターが原作をリフペクトし、その素晴らしいストーリーを何とか見てくれる人たちに「伝えよう」という強い思いが作品から伝わってきました。
ここで内容には触れませんが、人の心を揺さぶる作品は「安らぎ」と「絶望」の振れ幅がとてつもなくあります。辛い出来事があるからこそ、それを受け入れ、乗り越えた時の感動は大きいものがあります。だから感動してしまう。私は最後涙が止まりませんでした。
しかし、その感動に至るための「絶望」シーンは圧巻の演出です。1期、2期共にちょうど中間に差し込んでくる内容には「人として純粋な恐怖」を感じます。2期はその上を行きます。演出上、見るのが辛くなってしまう人もいるかもしれませんが、純粋にそういった境遇の「人の心」を表すには、実はまだまだ足りないかもしれません。
なぜなら彼女たちが体験してきた「辛さ」の時間軸は数年を超え、その積み重ねられた「心の状態」を伝えるためにシャフト渾身の演出を詰め込んだのだと思いました。
こういった演出含め、変化するOP/ED、全ての登場人物がつながり、収束していくストーリーにはアニメの枠を超えた体験したことのない視聴感を得ることができると思います。アニメが好きならぜひ見てほしい名作です。

Amazonレビュー

評価: 5アニメが表現として芸術にまで高められた作品。
対象への愛と執着心が無ければ完成しなかったと思う。
映画が映画としてなぜ成り立つのか?リュミエール兄弟が始めメリエスが高めコールが修飾しグリフィスが形にした表現。
その中でアニメは1枚の絵として成り立つべきなのか、動きとして成り立つべきなのか混乱した時期があった。
時間的制約でストーリーもプロットもぐしゃぐしゃにされ、元の作品とは別物として完成されたアニメが数多く作られた。それに対してこのアニメはそれらを他山の石として研さんを重ねて出来上がった珠玉のように私には見えた。
この作品はアニメの予算や時間の制約を逆手にとってその状況を楽しむようにしてその制約の中で最大限できることは何かを考えて表現に変えているように見える。その緊張感が伝わってくる。
このアニメがアニメ全体の表現方法の可能性を広げたように見える。
もちろん、アニメの楽しみ方が古代のように「1度だけ見る」から「何度も見れる、しかも高解像度で」に変化したという受け取る側の変化もあったのだけれど。
キャラ絵に癖がありすぎるのは難点だ。しかし、印象的な引いたカット、作品構成、端々にちりばめられた暗喩。プロットとしてちりばめられた違和感が1話毎に補完されるのではなくシリーズを完走して初めて補完される驚きもある。気を抜かないで見てほしい。そして、本当にみんなに見てほしい、楽しんでほしいと思える非常にお勧め作品です。

キャスト/スタッフ
[キャスト]

宮村みやこ:田口宏子/新藤 景:岡田純子/新藤千尋:やなせなつみ/羽山ミズキ:後藤麻衣/広野 紘:下野 紘/堤 京介:泰 勇気/麻生蓮治:高城元気/雨宮優子:中島裕美子/火村 夕:遠近孝一/久瀬修一:浜田賢二

[スタッフ]

原作:minori 鏡遊・御影/監修:新房昭之/シリーズ構成・脚本:高山カツヒコ/キャラクター原案:七尾奈留・2C=がろあ/キャラクターデザイン・総作画監督:杉山延寛/色彩設定:日比野 仁/美術監督:加藤 恵/撮影監督:内村祥平/編集:関 一彦/音響監督:鶴岡陽太/音楽:天門・柳 英一郎/アニメーション制作:シャフト/監督:大沼 心/製作:「ef」製作委員会

[製作年]

2007年

みんなの感想ツイート

2期『ef – a tale of melodies.』

この『efシリーズ』は2期まで見てはじめてすべてが完結する作品。ぜひこの素晴らしいつながりを見てほしいです。

見どころ

前作に引き続き、シャフトが制作を担当。独自の映像演出はそのままに、話数が進むにつれて変化するOPにも注目。最終話の演出には、衝撃を受けること間違いなし!
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ストーリー

「私、今でもあなたのこと、憎んでいます」…平凡な日々を送る火村夕は、突如現れた雨宮優子という、古い知り合いに再会する。夕は彼女に出会ったことにより、10年間目を背け続けていた悲劇に、否応なく向き合うことになっていく…。
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