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兵器認定されている妖精族の少女と、かつて世界を滅ぼしたと言われる人間族唯一の生存者である青年。「終末」という世界。心優しい2人の儚い感動ラブストーリー作品。

優しい心を交わし合う儚いラブストーリー『終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?(すかすか)』

終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?
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正体不明の怪物「獣」たちに蹂躙され、人間を含む多くの種族が滅ぼされた世界。生き残りが暮らす浮遊大陸群のある場所で、ヴィレム・クメシュは目覚めた。守りたいものを守れなかった絶望の中で暮らす日々の中、彼は妖精兵と呼ばれる少女たちと出会う。
V

見どころ

世界を蹂躙した存在に対抗するため、少女たちを戦いの場へと送り込んでいく。儚くもかわいらしい女の子たち、懸命に今を生きようとする人々など、登場人物が魅力的。
via:U-NEXT

おすすめポイント

壮大なファンタジーの世界観が設定されており、アニメですべては伝えきれませんが、過去、この世界で起こったこと、今、この世界で起こっていること、そしてこれからこの世界がどうなってしまうのかということすべてに意味とつながりを感じる作品。
その壮大な世界観の中で、この物語はある悲観的な運命をあたり前の様に受け入れている妖精兵たちの1人「クトリ」と、世界にたった1人だけ生き残った人間族「ヴィレム」との儚いラブストーリーです。
世界は「終末」、極めて終わりに近い状況。約500年前に突如「十七種の獣」が現れ、地上は数日で壊滅し獣だらけとなった。獣から逃れた種族は上空に浮かぶ陸地、浮遊大陸で暮らしている。
獣は勢力を伸ばし、浮遊大陸へも脅威を降り注ぐ。その獣を倒せる唯一の武器は過去人間族が使っていた「聖剣」のみ。これを扱えるのは妖精族しか存在せず、世界は彼女たちの戦いによってかろうじて支えられている。
戦いに出た妖精兵たちが帰ってくる保証は無い。
妖精兵たちは感情が薄く、帰ってこない妖精兵を悲しむこともない。ただいなくなったという事実だけ受け止める。そんな子たちの日常はとても無邪気で、可愛く、愛らしい。誰もがキラキラした瞳で妖精兵になることを疑いなく夢見て過ごしている。獣を倒せるのは彼女たちだけ、だから武器として使う。そんな理不尽な状況を兵器管理をすることになったヴィレムが直面し、「彼女たちが救われるために今自分ができること」を全力で取り組む。
物語は回を重ねるごとに重くなります。見ている人によってはとても辛く感じるかもしれません。私もそうでした。しかし、私はヴィレムの気持ちにとても共感し、アニメを見ながら彼女たちが救われる未来をどうやって作れるのか、この運命と抗えるのかを真剣に考えてしまいました。ヴィレムとクトリの物語を見守りたい、応援したい、幸せになってほしい。そんな一筋の光を一緒に見つけていくような旅に同行させてもらっている気持ちです。
映像、音楽、そしてキャラたちの繊細な表情の変化に、どうしようもなく心がつかまれ、何度も涙してしまいました。見る人によって感じ方が大きく変わり、考えさせられる作品だと思います。そして視聴後は原作本を読みたくなる気持ちでいっぱいなっています。

Amazonレビュー

評価: 5原作未読でアニメ視聴のみですが大好きな作品です 調べると原作全体を描いた訳ではなく「クトリの物語」に特化し恋愛要素を強めた作劇と思います
そしてそれが上手く纏められ全体の世界観を説明、描きつつも哀しくも美しいラブストーリーとしてアニメシリーズは展開していると思います
正直に言えば全話隙の無い完成度と言う訳ではありませんが、最終話の展開が美しく哀しい上に演出、劇伴、台詞の掛け合い、心情描写が鳥肌が立つほどに心に刺さった為、作品の良し悪しを客観視出来ない、する必要の無い作品になっています
最終話を何十回観直してはまた1話に戻る アバンを観て浮遊島での探索時に流れるスカボロフェアーを聞きまた涙する 自分にとってそんな作品です
なので人にお勧め等は出来ませんが、初見でしたら是非、とりあえず最終話までどうぞ

キャスト/スタッフ
[キャスト]

ヴィレム・クメシュ:新井良平/クトリ・ノタ・セニオリス:田所あずさ/アイセア・マイゼ・ヴァルガリス:Machico/ネフレン・ルク・インサニア:上原あかり/ラーントルク・イツリ・ヒストリア:荒浪和沙/ノフト・ケー・デスペラティオ:水瀬いのり/ティアット:水間友美/パニバル:久保ユリカ/ラキシュ:石見舞菜香/コロン:木野日菜/アルミタ:小日向茜/ナイグラート:井上喜久子/グリック・グレイクラック:千葉繁/ライムスキン:小杉十郎太/アルマリア・デュフナー:佐藤聡美/フィラコルリビア・ドリオ:井上ほの花/リーリァ・アスプレイ:佐藤利奈/スウォン・カンデル:麦人 他

[スタッフ]

原作・シリーズ構成・脚本:枯野瑛/キャラクター原案:ue/監督:和田純一/キャラクターデザイン・総作画監督:今西亨/ワールドコンセプトデザイン:ブリュネ・スタニスラス/コンセプトデザイン:ホッチ・浅沼信也・田中俊成(バーンストーム・デザインラボ)/デザインワークス:大河広行/プロップデザイン:福永純一/美術設定:一色美緒(Studio Wyeth)・佐藤正浩(ヘッド・ワークス)・塚本千晶(ヘッド・ワークス)・浅沼信也/色彩設計:高木雅人/美術監督:一色美緒(Studio Wyeth)/背景:Studio Wyeth/3DCGディレクター・3DCG:向純平/撮影監督:久保田淳/撮影:サテライトデジタル部/編集:定松剛/音響監督:本山哲/音楽:加藤達也/音楽プロデューサー:斎藤滋/アニメーションプロデューサー:金子文雄・山田良輔/統括プロデューサー:伊藤敦/音響制作:ダックス・プロダクション/音楽制作:ランティス/制作:サテライト・C2C/製作:68番島・妖精倉庫

[製作年]

2017年

©2017枯野瑛・ue/KADOKAWA/68番島・妖精倉庫

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