注目キーワード
  1. 神アニメ
  2. 異世界
  3. 感動

同級生の美少女がバニーガール姿で図書館を歩いてる??導入釘付け。繊細な時期の少女達が引き起こす思春期症候群のユニークな事象と、スローテンポなラブコメ展開が混ざり合って深みのあるストーリーに仕上がってますね。

思春期症候群とは?『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
5

高校2年生の梓川咲太は、様々な“思春期症候群”を引き起こした少女達と出会う。たとえばそれは、図書館で出会った野生のバニーガール。彼女の姿は、周囲の人間の目には映っていなかった。謎の解決に乗り出した咲太は…。
via:U-NEXT

見どころ

スタッフには実力派が集い、繊細なストーリーや感情を豊かに描き上げる。空と海の輝く街「藤沢」を舞台に、切なく、心に響く物語をお贈りする。
via:U-NEXT

おすすめポイント

そもそもなぜ図書館に? 同じ高校の3年生で活動休止中の国民的女優がバニーガールで平然と歩いているのか? この導入からスパッと引き込まれました。キャラも可愛く、構成する話の内容が人物とテーマに分けられていて、どのストーリーも掘り下げ方が魅力的。

特徴的なのは、絵も女の子も一見ラブコメ展開だけかと思いきや、しっかりとした「SF的なストーリー」が物語の中心になっている点。題材は”思春期症候群”。不安定な精神状態によって引き起こされるとネットで噂の不思議現象。主人公の咲太はバニーガールとの出会いを皮切りに、様々な心情を抱える少女たちとの思春期症候群現象に出会っていく。

可愛い女の子を無駄にサービス要素で目立たせたり、過剰なテンションで喋らせたりなど、アニメにありがちな「過剰」な要素が削ぎ落とされている。そのため主人公やヒロイン、他の少女たちとのやり取りは極めて「淡々」としているが、会話内容や、毒づき加減、時々見せる照れや可愛らしさが、逆に際立つ。「人物」たちの特徴をよりクリアに目立たせている点が、SF的要素を引き立てている気がします。

話によって一瞬混乱させられる部分や、伏線が張り巡らされています。私のように視聴者がモヤモヤ・グルグルしてしまうことこそ、この作品の醍醐味だと思いますね。思春期という微妙・絶妙・不安定な時期を、何ともモヤっとした不思議現象で表してくれているのでとっても新鮮な感覚です。

ちょっとタイトルが長いので避けられがちかもしれませんが、内容はしっかりしてますよ。青春・ラブコメ要素もしっかり織り込まれています。登場人物たちの内面もゴリゴリに掘り下げられていくので見ていて飽きません。主人公、ヒロイン2人の初々しい恋路が少しづつ進んでいく様子もとてもほっこりしながら見れちゃいますよ!人気作品・納得のおすすめラブコメですね!

Amazonレビュー

N.Sさん

評価: 5人の心を絡めたSF。私の大好物のジャンルです。主人公には見えるが、他の人からまるで認知されないバニーガール先輩との物語。ライトノベル原作の青春SF、ねちっこいモノローグやコスプレなど、「涼宮ハルヒ」を想起しますね。認知されていないのか、それとも無視されてるだけなのか、みたいなヤツはこのジャンルの鉄板ネタの一つだったりもします。

「電気羊」のパロディではありますが、ぱっと見は意味が分からないけれど、結末まで見れば意味が分かる、みたいな仕掛けは「巧い」タイトルの付け方だと思います。とりあえず見てみよう、という気にさせてくれます。

台詞回しはややクサイですが、そういうのを好む「お年頃」をメインターゲットにしている以上、これで正解です。オッサンが学生食堂に行って、「脂っこい料理ばっか!」と文句を言ってはいけません。観ている作品に合わせて、自分の精神年齢の方を微調整するのが、あらゆるジャンルを楽しむコツです。

原作は未読ですが、自分の「1話だけで面白いアニメかどうか判断するセンサー」を信用したいと思います。強いて難を一つあげるとすると、友人の顔のデザインでしょうか。一瞬主人公が2人に分身するファンタジーかと思いました。

キャスト/スタッフ
[キャスト]

梓川咲太:石川界人/桜島麻衣:瀬戸麻沙美/古賀朋絵:東山奈央/双葉理央:種﨑敦美/豊浜のどか:内田真礼/梓川かえで:久保ユリカ/牧之原翔子:水瀬いのり

[スタッフ]

原作:鴨志田 一(電撃文庫 刊「『青春ブタ野郎』シリーズ」)/原作イラスト:溝口ケージ/監督:増井壮一/構成・脚本:横谷昌宏/キャラクターデザイン:田村里美/総作画監督:田村里美/髙田 晃/助監督:いわたかずや/プロップデザイン:髙田 晃/美術設定:藤井一志/美術監督:渋谷幸弘/色彩設計:横田明日香/3D監督:野間裕介/唐澤祐人/撮影監督:関谷能弘/2Dワークス・特殊効果:内海紗耶/編集:三嶋章紀/音響監督:岩浪美和/音楽:fox capture plan/制作:CloverWorks/製作:青ブタ Project

[製作年]

2018年

©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

みんなの感想ツイート

ツイート後のみんなの反応

関連アイテム

最新情報をチェックしよう!