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16歳になると国が結婚相手を国が決める世界。それが「幸せ」の定義。少年少女のひたむきな恋や心情を描いた普通のラブコメとは一線を画す刺激作。

『恋と嘘』結婚相手を国が決める!?

見どころ

漫画アプリで連載中の人気原作を「山田くんと7人の魔女」の宅野誠起監督がアニメ化。少年少女のひたむきな恋を鮮やかに描き出す。森川葵主演による実写映画化も話題に。
via:U-NEXT

おすすめポイント

自由恋愛ができない世界・・。政府が決めた人と結婚を強いられる世界。いわば国と国民が一つの塊として「富国強兵」を創造しようとしているようにも思える。システムとして見てしまえば、もしかしたらこの人口減少の日本において「100%」ありえない世界とも「今」は言えないかもしれない。そんなコアメッセージも伝えてきているように思えるアニメ。

ただ、この作品でフォーカースを当てているのは、「恋と友情、そして葛藤」。国の強制力が働いている中、メインヒロインと2人のライバルが恋と友情を交錯させながら、心情を重厚に変化させながら展開していくところでしょう。

正直12話ではとても足りない尺かもしれませんが、アニメとして大きな社会情勢も捉えており、「原作を読みたいっ!」という気持ちにさせてくれるのは間違いないです。まずはこの絵柄に騙されず、このストーリーに飛び込んでほしい。
「この30分の思い出だけで、あと70年生きれる・・・」そんな切ないセリフ言われてみたい。恋が芽生えた瞬間、別の婚約者が決まる。そんな理不尽な展開をどう走り抜けるのか?気になって仕方がありませんね。

Amazonレビュー

N.Sさん

評価: 5目の大きさや顔だちのバリエーションの無さなど、最初は確かに入りづらいかも知れないけれど、原作に準じた作画や人物に適した声優キャスティング、音楽の効果は、かなり質が高い、というか、この絵を活かすための工夫に満ちているとも言えます。
設定は、本当は面白がる処ではなく、昨今の政治情勢や人口ピラミッド、DNA研究などを考えても、かなり真面目な社会的問題提起をしているので、絵や演出に騙されてはいけない、などと考えることも出来るでしょう。この問題をエンターテインメントにした力量は確かですし、今後知っておくべき逸品です。とは言え、多くのレビュワーが書いているとおり、12回で終了!はストーリー的に無理があったと思います。が、最近は第2シリーズも期間を置いて作られることも多いので、期待はしたいです。これだけのお話をここで閉じてしまうのは、作り手側にとっても勿体ない原作だと思いますし、何より、声優のハマリ具合は長期シリーズになるべき予感を感じさせます。
原作読まずに12回まで見てからしっかり読もうと思っていたので最終的に作品が気に入るか保証できないませんが、わたしはムサヲ先生には期待しています。

キャスト/スタッフ
[キャスト]

高崎美咲:花澤香菜/真田莉々奈:牧野由依/根島由佳吏:逢坂良太/仁坂悠介:立花慎之介

[スタッフ]

原作:ムサヲ(講談社週刊少年マガジン編集部/DeNA「マンガボックス」連載)/監督:宅野誠起/制作:ライデンフィルム/助監督:臼井文明/シリーズ構成:高橋ナツコ/キャラデザイン・総作画監督:伊藤依織子/美術設定:泉寛、イノセユキエ/美術監督:斎藤幸洋/色彩設計:小野寺笑子/撮影監督:田村仁/編集:吉武将人/音響監督:鶴岡陽太/音響効果:森川永子/音楽:横山克、信澤宣明

[製作年]

2017年

©ムサヲ・講談社/政府通知普及委員会

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