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すべてを失った男の成り上がりファンタジー『盾の勇者の成り上がり』

盾の勇者の成り上がり
5

ごく平凡なオタク大学生・岩谷尚文は、図書館で出会った1冊の本に導かれ異世界へと召喚されてしまう。与えられた使命は、剣、槍、弓、盾をまとう四聖勇者の一人「盾の勇者」として、世界に混沌をもたらす災い「波」を振り払うこと。大冒険に胸を膨らませ、仲間とともに旅立った尚文。ところが、出発から数日目にして裏切りに遭い、金も立場もすべて失ってしまう。他人を信じられなくなった尚文は奴隷の少女・ラフタリアを使役し、波に、世界に、立ち向かおうとするが―。果たして、この絶望的状況を打破することはできるのか?すべてを失った男の成り上がりファンタジー、開幕。
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見どころ

武器に魔法にモンスター、異世界で展開される本作のバトルアクションは手に汗握るものばかり。主人公が盾使いのため、守りのバトルスタイルが新鮮。
via:U-NEXT

おすすめポイント

見慣れた異世界モノとはひと味違う骨太の作品。
主人公強い!ハーレム!といった定番を求めているなら頭をリセットしてみたほうがいい。
正直最初は観ている人にとって非常に辛いシーンが多いかもしれないし、自分の辛い体験とフラッシュバックしてしまうかもしれない。けどそういった気持ちや、人に対する大切な「思いやり」を暖かく認識させてくれるストーリーだ。

物語に惹き込まれるスピードは人それぞれだが、徐々に進むにつれて、この盾の勇者という成り上がりヒーローの行動に目が離せなくなる。「運」や「チート」という成り上がりではない、純粋な泥臭さから成り上がる姿はこちらの心も熱くさせてくれる。

厳しさの中に潜んでいるやさしさ、それが垣間見えてきてからはドップリこの作品のファンになっているはずでしょう!今までにない骨太の異世界転生アニメをお楽しみください。
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Amazonレビュー

評価: 5原作読了済みですが、現時点でTV放送されていない箇所のネタバレは有りません。

大学生の主人公である岩谷 尚文は、行き着けの図書館で偶然手にした『四聖勇者の物語』の世界に誘われたものの、仲間の裏切りにより、ほぼすべての装備と財産を奪われます。召還した国の為政者により、罪人のレッテルを貼られた事で領民からは白眼視され、無一文の極限状態からスタートする訳ですが、この冤罪事件を機に、召還される前の持ち前の『緩い優しさ』は消え去り、徹底的なレアリストに変貌します。サバイバル生活を通じて小銭を稼ぎ、絶対に裏切らないパーティーメンバーを求め、奴隷商人を通じて、一人の病を患った奴隷の少女と出会うところから、物語の歯車が回り始めます。

ラフタリアと名乗るラクーン種の亜人は、主人公が召還される少し前の、最初の災厄の波で両親と故郷を失い、天涯孤独となったことで、心に深い傷を負った上、亜人を快く思わないメルロマルクの領民の奴隷狩りに遭い、奴隷となってしまいます。
毎晩、両親を失う悪夢にうなされる為に、貴族に買われても、すぐに奴隷商のもとに戻され、いつしか病を患い、ゆるやかに死を待つだけだったところに、尚文に買われます。
久しぶりの暖かい食事を摂り、薬を与えられ、恐ろしい悪夢も、尚文の献身的な介抱と、温もりで癒され、やがて見なくなり、美しい女性戦士へと急成長していきます。

尚文の持ち前の面倒見の良さの発露により、盾の勇者として、幼く、か弱いラフタリアを護りながら魔物を狩り、得た素材と採取した薬草や採掘した鉱石を城下町で売り、得た金でラフタリアの装備の強化とLvアップに伴う身体的な急成長が進むラフタリアの食費を賄っていくことで、ラフタリアからは絶大の信頼(と思慕)を得るに至ります。(当の尚文は、女性不信のトラウマから、異性からの思慕には朴念仁の状態になってしまっていますが…)
やがて、阿吽(あうん)の呼吸で災厄の波の圧倒的な物量の敵に立ち向かえるようになり、二人に助けられた領民も、てっきり悪人と誤解していた大半の者が、感謝と賛同をしていくことで、盾の勇者を慕う者や、仲間も次第に増えていきます。

原作終盤では、尚文とラフタリアの二人の絆が重要になってくるのですが、アニメ版では、その契機となる序盤の極限状況が大まかにしか描かれていないのが、中盤~終盤に影響しないか、少し気がかりです。
とはいえ、災厄の波が終わった先の二人がどうなるのかを、楽しみに観て頂くと、きっと満足できる結末に至ると思いますので、興味を持たれた方は、ご覧になるのをオススメします。

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キャスト/スタッフ
[キャスト]

岩谷尚文:石川界人/ラフタリア:瀬戸麻沙美/フィーロ:日高里菜/天木 錬:松岡禎丞/北村元康:高橋 信/川澄 樹:山谷祥生/メルティ:内田真礼

[スタッフ]

原作:アネコユサギ(MFブックス『盾の勇者の成り上がり』/KADOKAWA刊)/原作イラスト:弥南せいら/監督:阿保孝雄/シリーズ構成:小柳啓伍/キャラクターデザイン・総作画監督:諏訪真弘/デザインリーダー:高倉武史/デザインアシスタント:和田慎平/モンスターデザイン:森 賢(ぎふとアニメーション)/アクション設計:黒田結花/プロップデザイン:杉村絢子/色彩設計:岡松杏奈(キネマシトラス)/ビジュアルアドバイザー:増山 修(インスパイアード)/美術:木下晋輔(インスパイアード)、西口早智子(インスパイアード)、明石聖子(スタジオ・ユニ)/3DCGディレクター:越田祐史(オレンジ)/2Dアーティスト:hydekick/モーショングラフィックス:上村秀勝(サブリメイション)/撮影監督:梶原幸代(T2スタジオ)/編集:須藤 瞳(REAL-T)/音響制作:グロービジョン/音響監督:郷文裕貴(グルーヴ)/音楽:Kevin Penkin/音楽プロデューサー:飯島弘光(IRMA LA DOUCE)、植村俊一(日本コロムビア)/アニメーション制作:キネマシトラス

[製作年]

2019年

©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会

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