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涼宮ハルヒの憂鬱

伝説のアニメ、賛否両論、炎上ありと、世の中を多く騒がしましたが、今見ても色褪せない作品ですね。「エンドレスエイト」はもう誰も真似できないでしょう。京アニ好き、「青ブタ」のようなSF好きにはオススメの作品です。

伝説のエンドレスエイトとは!?『涼宮ハルヒの憂鬱』

涼宮ハルヒの憂鬱
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涼宮ハルヒの憂鬱
(c)2006 谷川 流・いとうのいぢ/SOS団 (c)2007,2008,2009 谷川 流・いとうのいぢ/SOS団

「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい」という自己紹介をかました涼宮ハルヒ。彼女が真剣にそう思っていることに周りの人たちが気づいた時、日常は超日常と化していた…。
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見どころ

高校の部活動という平凡さと宇宙の存続に関わる大災厄が、主人公の気まぐれな性格とリンクしている。退屈な日常が驚きにあふれた非日常へと転換していく作品世界は秀逸。
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アニマの感想・おすすめポイント

様々な名作を生み出す京都アニメーション。その代表作と言えばこの作品。最近はヴァイオレットエヴァーガーデンなど美しい映像・脚本・音楽で多くの人を魅了している作品が有名ですが、「#あなたをオタクにした作品4選」のハッシュタグでも多くの人が作品としてピックアップしています。

主人公の涼宮ハルヒの自己紹介は「この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上!」という衝撃的な発言から始まる。そのため、美人だけどクラスから変人扱いされているが、そんなハルヒに話しかけたキョンという男子生徒の一人称視点で物語は展開します。

入学早々「界をいに盛り上げるための宮ハルヒの団(SOS団)」をハルヒが結成し、同好会未満の集団ができる。目的は「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶこと」。まさに荒唐無稽な行動ですが、次第に彼女の思いの強さが”超常現象”を引き起こし、現実のものとなっていく。

実施に、SOS団には男子生徒キョンの他に女の子たちが入部するが、実は宇宙人、未来人、超能力者ということが後々わかってくる。しかしハルヒにだけはそのことを知られてはならない制約があるなかで、彼女に気づかれず、彼女を満足させながら表ではお祭りのように楽しみ、裏では秘密裏に事件やトラブルを収束させていく。

発生する出来事も数話ごとまとまっており、見やすい形式になっている。各まとまりごとハルヒの思いつきや希望から始まる事象には展開の強弱が激しく、場合によってはアニメ史に残るくらい伝説の回を生み出したことで有名です。

その回は「エンドレスエイト」、ある夏休みの瞬間を何度もループしてしまう超常現象ですが、なんと8回、つまりテレビ放送中なら2ヶ月間ほぼ同じループ内容を放映していたことになります。ループと言っても、ほんの僅かだけ事象が変わったり、発言が変わったりと間違い探しのようなレベルですが、この本当に長いループを超える8回目に到達した時、不思議と辛いマラソンでも感想しきったような気持ちになりました。ここまでやったことに制作側の意地も感じますし、声優さん達の変わらない演じ方に感服します。

そんな形で、視聴者を翻弄するような「エンドレスエイト」という回があったり、心に残るシーンを生んだ「サムデイインザレイン」という回があったりと、テーマごとの回の作り込みだけではなく、全体をとおして見ている側を右へ左へ振り回してくれる作品でした。その振り幅の激しさがまるでハルヒの周囲を振り回す行動を表しているようでちょっとSOS団の疑似体験ができていたのかな、という気持ちになった気がします。

伝説のアニメ、賛否両論、炎上ありと、世の中を多く騒がしましたが、今見ても色褪せない作品ですね。京アニ好き、「青ブタ」のようなSF好きにはオススメの作品です。

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評価: 5プライムで見つけたので、久しぶりに見ましたが、やはりいっきにみられるぐらいパワーのある作品です。
他の方が言われているので、いまさら作品については語りません。ど直球でお勧めです。
それでも私からもやはり「エンドレスエイト」でしょうか。
正直、リアルタイムで鑑賞したときは、さすがに回を重ねるごとに閉口しました。
「あれ?先週と一緒じゃない?放送事故か?」「・・・同じことまだやるのか」
など。
エンドレスエイトは原作でもあった話でもあるし、やるならループになることは分かっていたとしても・・・ここまでやりますか、京アニさん!って感じですよね。
当時は正気を疑いました。何を考えているのかと。ですからその時以降、エンドレスエイトだけは見ませんでした。
しかし、プライムで再び一気で見ていると、同じ流れでもすべての話が微妙に違うこと。その違いを探すのが逆に面白かったです。
それは先の展開がわからない当時の不安からではなく、先がわかっている今だからこその楽しみ方に違いないと思います。
改めてみると、エンドレスエイトは京アニの採算度外視した挑戦ではなかったのかと。・・・結果的に商売は惨敗でしたけどね。
今だからわかる、エンドレスエイトはスルメみたいな、そんな作品ですね。噛めば噛むほど、見れば見るほどって感じですか。ああ、何回も見るのは暇な時で~
たぶん、こんなことチャレンジャーである京アニでしかできないでしょう。そりゃもうぼかあ大絶賛です。
見たことのない人は初めてエンドレスエイトをみたら、間違いなく怪訝な顔をすることでしょう。製作者頭おかしくなったか?と思うだろうけど。
けど、見て損はないと思います。今だからこそ、見返すいい機会かもしれません。
まさに伝説級のシナリオであるこの作品を、一人でも多く見てほしいですね。

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キャスト/スタッフ
[キャスト]

涼宮ハルヒ:平野綾/キョン:杉田智和/長門有希:茅原実里/朝比奈みくる:後藤邑子/古泉一樹:小野大輔/朝倉涼子:桑谷夏子/鶴屋さん:松岡由貴/谷口:白石稔/国木田:松元惠/キョン妹:あおきさやか 他

[スタッフ]

原作・構成協力:谷川 流/原作イラスト・キャラクター原案:いとうのいぢ/連載:角川スニーカー文庫刊 ザ・スニーカー 少年エース/シリーズ構成: 涼宮ハルヒとやっぱり愉快な仲間たち/団長:涼宮ハルヒ/団長代理:石原立也/団長補佐:武本康弘/キャラクターデザイン:池田晶子/総作画監督:西屋太志/美術監督:田村せいき/撮影監督:中上竜太/設定:高橋博行/色彩設定:石田奈央美/音響監督:鶴岡陽太(楽音舎)/編集:重村建吾(スタジオごんぐ)/音楽:神前 暁(monaca)/アニメーション制作:京都アニメーション/製作:SOS団

[製作年]

2009年

(c)2006 谷川 流・いとうのいぢ/SOS団 (c)2007,2008,2009 谷川 流・いとうのいぢ/SOS団

涼宮ハルヒの消失

涼宮ハルヒの消失
(c)2009 Nagaru Tanigawa・Noizi Ito/SOS団

見どころ

TVシリーズと同様に、ハイクオリティな作画で好評な京都アニメーションが制作を担当。2時間半以上もの時間をかけて、丁寧に演出された物語に引き込まれる。
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ストーリー

クリスマスが間近に迫ったある冬の日。学校に向かったキョンはいつもの日常と違うことに気づく。いつもは後ろの席にいるはずのハルヒの姿がない。さらに驚くべきことに、その席に座っていたのは、キョンを殺そうとして長門に消滅させられたはずの朝倉だった。
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