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すべての希望を失っていたじいちゃんが皆に希望を与えるヒーローに、そして一人の青年が殺人鬼という悪への転身。そんな二人が向かう未来の終着点は何処へ。徹底したリアリティ表現は辛いですが、最後は感動して泣けた作品です。

じじいがヒーローで僕が悪『いぬやしき』

いぬやしき
5

現代日本で働く冴えない初老のサラリーマン・犬屋敷壱郎は、ようやく一戸建てを購入したその矢先、胃がんにより余命3カ月を宣告される。思い悩む彼だったが、犬の散歩中に高校生・獅子神皓と共に謎の事故に巻き込まれ、気付けば機械の体を手に入れていた…。
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見どころ

初老の男性と高校生の少年、対極的な立ち位置にある2人が、手に入れた異質な力の先に何を求めるのか。彼らを取り巻く人間ドラマと2人の対決、その結末から目が離せない。
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アニマのおすすめポイント

コミックで初めて読んだ時、衝撃を受けました。
とある宇宙人の気まぐれな着陸で、命を落としてしまった初老の男性犬屋敷と、その場に居合わせた高校生の青年獅子神。宇宙人は二人の死亡を隠蔽しようと、機械の体に彼らの記憶を移し、見た目はそのまま、中身は宇宙最新技術力搭載のチートサイボーグ超人と化してしまった。
犬屋敷は、初老で定年間近、マイホームはあるが家族には家にいてもぞんざいな扱いをされ、まるで空気。そして追い打ちをかけるように余命3ヶ月のガン宣言を受けていた。自分が生きる存在意義を見失っていたが、機械化したことで人を助ける力を得たことに気づく。彼はその力を人助けのために使い続け、自分の生きる意味を見つけていく。
一方で高校生の獅子神は、幼馴染の親友や、母親にはやさしく、有用に能力を使うが、「生」への執着が極端に薄く、「生きている」という実感を得るため、その絶大な力を無差別殺人に使っていく。
まったく同じ現場で、同じ超人的な力を得た二人が、まるで違う価値観で「力」の使い方を見せてくれる。「力」を得たものはどうあるべきか、どういった使命があり、何をなすべきなのか?犬屋敷と獅子神は葛藤しながら戦い、ぶつかり、ボロボロになりながらも一つの共通した答えにたどり着く。
奥浩哉さんの作品ですので、展開が読めず、リアリティにあふれていて、人が殺されていくシーンは正直目を塞ぎたくなるほど辛いです・・。2話目とか辛い・・・目覆ってもいいと思います。
ただ、二人の「力」の向かう先は見ていて目頭が熱くなる展開に変わっていきます。
人間の本当に弱いドロドロした部分から、人への思いやり、家族愛など、良いところばかり見せない人の業を丸裸にした作品だと思います。辛すぎるシーンも多々ありますが、最後・・・感動しました。

Amazonレビュー

評価: 5主人公のおじいさんが、社会や家族から冷遇されるシーンから描かれている、とても珍しい導入。
しまいには医者からのあの軽めの告知……最初に観た時は、悲しい描写が多く、これ、なんなの?と思って見てましたが、まさかのサイボーグ化(宇宙人、対応テキトーすぎw)を境に、全てが一変し『運命が変わる』展開を見せてくれました。
一見、奇抜なSFですが、犬屋敷と獅子神の、二人の心の相剋を描いた作品です。
誰からも愛されていない必要とされていないと思っていたが、機械化を経て、自分をなんとか肯定しようと正義の行動をとる主人公・犬屋敷の心の推移。
もう一方で、感情をストレートに発散した結果、殺人鬼となってしまう獅子神。
そして、彼らと関わる人々心情の変化。
見れば見るほどストーリーに深みがあり、ヒーローとは何か?悪とは何か?性善説や性悪説、それが、分かりやすく描かれている。獅子神と犬屋敷さんを比べると、そういったことを考えさせられます。
他にも、犬屋敷さんの息子や娘を見ると、自己肯定感や将来の夢に悩まされる思春期特有の悩みがとても細かく描かれていますし、獅子神側を見ていると『敵or味方』がくっきりした非常にサイコな心の中にも人間味が垣間見えますし、様々な人間模様をとても細かく描いていると思います。
犬屋敷さんと獅子神……全く違った性質を持ち、逆の道を歩んだ二人が、最後は同じ場所にたどり着くとは、なんという運命の皮肉か。
最終回は泣いた。エンディングの入り方がグッド。映画かと思わせるくらい感動しました。
とにかく、SFチックな作品でありながらリアリティのある作品でした。

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キャスト/スタッフ
[キャスト]

犬屋敷壱郎:小日向文世/獅子神皓:村上虹郎/安堂直行:本郷奏多/犬屋敷麻理:上坂すみれ/渡辺しおん:諸星すみれ

[スタッフ]

原作:奥浩哉(講談社「イブニング」連載中)/総監督:さとうけいいち(「TIGER&BUNNY」「神撃のバハムート GENESIS」監督 「GANTZ:O」総監督)/監督:籔田修平 (「甲鉄城のカバネリ」「進撃の巨人」3D監督)/制作:MAPPA (「神撃のバハムート GENESIS」「ユーリ!!! on ICE」)

[製作年]

2017年

©奥浩哉・講談社/アニメ「いぬやしき」製作委員会

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