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ギルティクラウン

 

友人や恋人の心を武器として使う背徳的な設定ながらも、素晴らしい映像×音楽によって深みのある展開を大いに盛り上げてくれる作品。主人公・集と、歌姫のヒロイン・いのりの葛藤に満ちた物語に引き込まれました。

強大な力と代償に苦悩して戦う主人公の近未来アクション『ギルティクラウン』

ギルティクラウン
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ギルティクラウン
©ギルティクラウン製作委員会

ロスト・クリスマスと呼ばれる事件により、独立国家としての体を失った日本。主人公・桜満集の日常は、「GHQ」から日本の解放を謳い戦い続けるレジスタンス組織「葬儀社」との出会いによって一変する。集は迷いながらも戦うことを選択していくのだが…。
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見どころ

Production I.G制作の近未来を舞台とするSF作品。主人公・集の「ヴォイド」と呼ばれる能力と涯の頭脳、そしてふたりのタッグで超国家組織を撃破していくさまは爽快。
via:U-NEXT

アニマの感想・おすすめポイント

友達を、仲間を、恋人を武器として使うことはできるのか。強大な力の裏には代償がつきまとう。
背徳感あふれる設定に憂鬱かもしれませんが、素晴らしい音楽と映像美を気に入るなら世界観の楽しむことができると思います。
あらすじは、2029年、突如発生したウィルスによって、日本は大混乱、無秩序状態となり、超国家間で組織された”GHQ”の武力介入を受け、その統治下に置かれることとなる。かりそめの平和の中、”GHQ”からの「日本解放」を謳い、孤独に命をかけて戦いを続けるレジスタンス組織”葬儀社”がいた。主人公の桜満集(おうましゅう)はとある事件に巻き込まれ、偶然「王の刻印」と言われる強大な能力を手に入れてしまう。
それは、人の身体から「ヴォイド」と呼ばれる物質を自在に引き出し、武器として闘うことができる能力だ。取り出す人の心の強さによっては巨大なロボットを一閃してしまうような剣、ミサイルも防いでしまう盾、すべてを断ち切ってしまう大鋏、無機物から有機物まで直してしまう包帯など、”人”と”心”によって「ヴォイド」は無限の可能性に満ちている。
見ていると無双的な能力ですが、「仲間を武器として使う」ことへの背徳感や代償を感じながら闘う姿は見ていて辛いかもしれない・・。
物語はダブル主人公構成。レジスタンス組織(葬儀社)のリーダーは恙神 涯(つつがみ がい)。カリスマ性があり、組織のメンバーから熱い信頼がある。一方、偶然能力を得たことで葬儀社に入った桜満集(おうましゅう)は世間や他人の顔色を常に窺い、人に嫌われるのを恐れ周囲の意見に流されるままに無難に過ごす日々を送ってきたようなキャラ。集から見れば涯はゆるぎないリーダー、最初は抵抗しつつも、信頼・協力する関係へ変化する。
しかしある日、自分もリーダーになる選択を迫られる。涯という偉大なリーダーを真似すれば良いのか、自分らしく振る舞えば良いのか、辛く・・・・葛藤します。
悪化する毎日、日々迫られる「決断」、その「選択」一つ間違えば仲間が簡単に死に、消耗していく。極限の日々の中、集はどう判断し、変化し、成長していくのか・・・。度重なる挫折と、それを支えてくれる身近な仲間と結束し、強大な力に立ち向かう姿は熱く感じますね。
目的を達成するためには強い力がいる、そのためには仲間を「ヴォイド」として取り出し使う必要がある。リーダーとして、仲間として、友として、恋人として、家族として、二重にも三重にも重なる集の葛藤と「判断」という辛い「決断」を追体験できるアニメは、あまり多くない気がします。
戦闘の演出がクールで、ヴォイドを取り出し無双するシーンは音楽とピッタリです。歌姫であるヒロイン、楪いのり(ゆずりはいのり)の歌声とともに繰り広げられる深い展開は、一番の見どころです。
見る人を選びますが、近未来、テロ、社会問題、派手でクールな音楽とアクション、そして背徳感ある葛藤や感情変化などダークな雰囲気が好きな人には、『ギルティクラウン』世界観を楽しむことができると思います。

Amazonレビュー

評価:4個人的には人間の本質が私利私欲と自己保身であることを前面に強調しつつ、それが悪意だけではないという主人公の答えと自己犠牲の精神の対比が素晴らしい作品に感じた。その前提で語られるかみ合うことのない大衆意識、そんな現代において必要とされる自己犠牲ありきの英雄像、そういったコンフリクトから解放される理想郷の提示と、心理学・社会学・民俗学の視点では中々に興味深いテーマを扱っていたように思う。
脚本ありきでキャラが動いていたという意見は多いが、客観的にあの状況を分析するとどのキャラも「ああするしかなかった」「これ以外の選択肢が存在しない」状況であり、極限状態において失われる人間性や個性を忠実に表現していたと言える。そして、そんな極限状態においても人間性を失わなかった祭や主人公(失っていなかったからこそ苦悩していた)が対比としてよくできていた。ただ、視点が主人公によっていた上致命的に尺が足りなかったため他キャラの苦悩や葛藤に焦点が当たらず、「身を粉にして頑張っていた主人公を裏切る外道」に見えてしまったのが残念だった。
シナリオ自体人間の負の側面を前面に強調しているためエンタメ性は低く、勧善懲悪ものでもなく、オチも予想の斜め下をいく(祈視点だとああなる方が妥当だが)有様で、間違いなく一般受けしない。どちらかといえば海外の暗めの作品にあるような話であり、そのような作品が好みの人には向いていると思う。
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キャスト/スタッフ
[キャスト]

桜満集:(CV:梶裕貴)/楪いのり:(CV:茅野愛衣)

[スタッフ]

監督:荒木哲郎/シナリオ(シリーズ構成):吉野弘幸/スタジオ:プロダクションI.G

[製作年]

2012年

©ギルティクラウン製作委員会

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