友人や恋人の心を武器として使う背徳的な設定ながらも、素晴らしい映像×音楽によって深みのある展開を大いに盛り上げてくれる作品。主人公・集と、歌姫のヒロイン・いのりの葛藤に満ちた物語に引き込まれました。
強大な力と代償に苦悩して戦う主人公の近未来アクション『ギルティクラウン』
ロスト・クリスマスと呼ばれる事件により、独立国家としての体を失った日本。主人公・桜満集の日常は、「GHQ」から日本の解放を謳い戦い続けるレジスタンス組織「葬儀社」との出会いによって一変する。集は迷いながらも戦うことを選択していくのだが…。
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見どころ
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アニマの感想・おすすめポイント
Amazonレビュー
評価:4個人的には人間の本質が私利私欲と自己保身であることを前面に強調しつつ、それが悪意だけではないという主人公の答えと自己犠牲の精神の対比が素晴らしい作品に感じた。その前提で語られるかみ合うことのない大衆意識、そんな現代において必要とされる自己犠牲ありきの英雄像、そういったコンフリクトから解放される理想郷の提示と、心理学・社会学・民俗学の視点では中々に興味深いテーマを扱っていたように思う。
脚本ありきでキャラが動いていたという意見は多いが、客観的にあの状況を分析するとどのキャラも「ああするしかなかった」「これ以外の選択肢が存在しない」状況であり、極限状態において失われる人間性や個性を忠実に表現していたと言える。そして、そんな極限状態においても人間性を失わなかった祭や主人公(失っていなかったからこそ苦悩していた)が対比としてよくできていた。ただ、視点が主人公によっていた上致命的に尺が足りなかったため他キャラの苦悩や葛藤に焦点が当たらず、「身を粉にして頑張っていた主人公を裏切る外道」に見えてしまったのが残念だった。
シナリオ自体人間の負の側面を前面に強調しているためエンタメ性は低く、勧善懲悪ものでもなく、オチも予想の斜め下をいく(祈視点だとああなる方が妥当だが)有様で、間違いなく一般受けしない。どちらかといえば海外の暗めの作品にあるような話であり、そのような作品が好みの人には向いていると思う。
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- キャスト/スタッフ
- [キャスト]
桜満集:(CV:梶裕貴)/楪いのり:(CV:茅野愛衣)
[スタッフ]監督:荒木哲郎/シナリオ(シリーズ構成):吉野弘幸/スタジオ:プロダクションI.G
[製作年]2012年
©ギルティクラウン製作委員会
みんなの感想ツイート
ギルクラ
作画と曲に関してはマジで左に出るアニメが無いレベルでいい。— 陰キャ太郎@ (@TKHM1570) July 30, 2020
ギルティクラウン8話まで見ました!
戦闘シーンのクオリティがクセになるぅ!
作画神! pic.twitter.com/lB84DcAUlU— たらパン@アニメ垢 (@woj69NfXweEmynY) July 29, 2020
アニメ紹介⑬ ギルティクラウン
2011年のアニメとは思えないくらい作画が綺麗。歌もめっちゃ良い。
2クール目が不評らしいですが、個人的には2クール目の方が好きです!特にヴォイドランク制の話の所は胸糞悪かったけど、印象的で良かったと思います!#アニメ好きと繋がりたい
— hiro (@hiro_00924) July 15, 2020
ギルティクラウンを全部見ました。
考えさせられる結末でした。
終盤はとても感動しました😭
是非みんなも見てください!#ギルティクラウン pic.twitter.com/8vPOJ42anN— ひなたぼっこ🍀四葉推し!アニメ好きな人フォローよろしく!!!!フォロバ100%です (@b7MY0P8HxCKeiST) June 28, 2020
ギルティクラウンめっちゃよかった😭 pic.twitter.com/jFv8YmaVrQ
— €uRo|我最強よっちぃー! (@BS_yoshi212) May 29, 2020
ツイート後のみんなの反応
『ギルティクラウン』
友人や恋人の心を武器として使う背徳的な設定。映像美×音楽が物語に深みを持たせ、主人公・集と、歌姫ヒロイン・いのりの葛藤に満ちた展開に引き込まれました✨#アニマまとめ#ギルクラ#いいねかRTで気になった人お迎え #アニメ好きと繋がりたい pic.twitter.com/tbw9rShTSu— animanix(アニマ) (@animanix) August 4, 2020