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魔王やモンスターと戦うような通常の異世界モノとは少し路線が違う内容ですが、逆に他にはない奥深さがこの作品にはあります。現社会と異世界をつなぐ「門(ゲート)」が突如開いたことで、双方の住人達はどのように接し、お互いの社会を融合させていくのか。深いストーリーに引き込まれます。

自衛隊の凄さに驚き『GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』

GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり
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8月某日、銀座に突如異世界のゲートが開きモンスターなどの軍勢が現れて人々を襲った。事態を収束させた自衛隊はゲートの向こうの異世界「特地」へ現地調査へ。異世界の住人との友好関係を結ぶための偵察隊に、銀座で活躍したオタク自衛官・伊丹も参加する。
via:U-NEXT

見どころ

同名小説を原作に、オタク自衛官を主人公とした異世界ファンタジー。陸上自衛隊が巨大なモンスターと戦ったり、異種族ヒロインと交流する様を美しい作画で描く。
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おすすめポイント

自衛隊が異世界に行く。設定斬新すぎて最初驚きました。異世界先の武力は馬・弓・槍・剣の時代。そこに鉄の塊の戦車や銃などが現れたので相手からしたら神の力に等しい存在です。

しかし、この物語の見どころは、そんな自衛隊が無双するというわけではなく、新しい地である「異世界」をもう一つの世界と真摯に受け止め、お互いの国同士が交渉を始め外交を始めていく展開へ変化していきます。
ただ単にモンスターを倒す、魔王を倒すというのではなく、世界が違う者同士の多様性をいかに見つけて尊重しあい、落としどころを見つけていく部分は、教養アニメとしても十分楽しめます。

また、異世界に派遣されたオタク自衛官の伊丹の反応が面白く、エルフや魔法使い、獣人などヲタには理想の現実が目の前に広がっていて、都度新鮮で無邪気な感動表現してくれます。そんな伊丹ですが、一見やる気が無いようなダメ自衛官に見えますが、実は自衛官としての能力が非常に優れており、人間界からも異世界からもひと目置かれる人物となっていきます。

突如表れた「門(ゲート)」という異質なつながり、別々の世界という相見えない状況を、「彼」を中心として世界が徐々につながっていく様子は見ものです。普通の異世界モノとは少し毛並みが違いますが、骨太のストーリーは異世界初心者にも受け入れやすいオススメの作品です!

Amazonレビュー

評価: 5ストーリーが面白く、画も素晴らしいです。動画配信としての画質も良いです。
背景から建築物、自衛隊の(古めの)現用装備品や中世の欧風建築が美しく表現されています。
いわゆる国会劇場の場面は現実にあるような問答が取り入れられて面白く、中世風のファンタジー世界の兵馬相手に展開される現代戦も目を惹きつけます。
作中に登場する自衛隊や、個人や公人としての自衛官の考え方は、現実に世界で評価されているように現実的かつ魅力的です。

アニメとして、表現をどこまでし、どこから表現しないかが良く考えられていると思います。
大軍を一方的に榴弾砲で焼き払ったり、隊列を組んで向かってくる兵を構えている盾ごと撃ち抜いたりするような戦闘でも、あまり惨たらしくならない程度の表現に抑えています。

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キャスト/スタッフ
[キャスト]

伊丹耀司:諏訪部順一/テュカ・ルナ・マルソー:金元寿子/レレイ・ラ・レレーナ:東山奈央/ロゥリィ・マーキュリー:種田梨沙/ピニャ・コ・ラーダ:戸松遥/ヤオ・ハー・デュッシ:日笠陽子/栗林志乃:内田真礼/富田章:安元洋貴/倉田武雄:石川界人/ゾルザル・エル・カエサル:小西克幸/テューレ:小清水亜美/シェリー・テュエリ:日高里菜

[スタッフ]

原作:柳内たくみ/監督:京極尚彦/シリーズ構成:浦畑達彦/キャラクターデザイン・総作画監督:中井準/サブデザイン:細越裕治 /ミリタリー監修:鈴木貴昭、金子賢一/銃器設定、銃器・兵器作画監督:青木悠/アクション・エフェクト作画監督:松本顕吾/色彩設計:茂木孝浩 /色彩設計(第2クール):油谷ゆみ/美術監督:高橋麻穂/音響監督:長崎行男/音楽:藤澤慶昌/オープニングテーマ:「GATE~それは暁のように~」岸田教団&THE明星ロケッツ/エンディングテーマ:「ぷりずむコミュニケート」テュカ&レレイ&ロゥリィ(CV:金元寿子&東山奈央&種田梨沙)/制作:A-1 Pictures/プロデュース:GENCO

[製作年]

2015年

© 柳内たくみ・アルファポリス/ゲート製作委員会

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