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人間が昔は海中に住むも今は海中と陸上に分かれて住む世界を舞台に、7人の少年少女たちの生々しく、心揺れ動く感動青春ストーリーです。

『凪のあすから』

凪のあすから
5

海の中、海村にある波路中学校が廃校になり、先島光、向井戸まなか、比良平ちさき、伊佐木要たちは陸にある美濱中学校へ通うことになった。同級生の少年・木原紡との出会いや、光の姉と陸の人間の恋愛を機に、海と陸の人々の関係性は大きく変化を迎える。
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見どころ

おとぎ話をほうふつとさせる美しい現代ファンタジーの世界観と、そこで描かれる少年少女の青春劇が最大の魅力。中学2年生という思春期の微妙な心の揺れに注目。
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アニマのおすすめポイント

P.A.WORKSによるオリジナルアニメ企画。昔は人間が海中に住んでいたが、今は海中と地上に分かれて住む世界を舞台に7人の少年少女が心揺れ動く物語。1クールから2クールにかけて少年少女たちは心も身体も大きく成長する。一番センシティブな時期に、お互いの心の変化という時間軸のズレをもどかしく感じながらも、心に抱いている想いに向き合いながら気持ちが複雑に錯綜していく。

映像、キャラクター、音楽、どれも個性的で美しく独創的な世界観を作り込んでいる。その美しさゆえに、「人の心・想い」という複雑な部分がより際立つ。人を好きになることで「運命」「想い」「罪悪感」「嫉妬」「悲しみ」「喜び」「混乱」「応援」と、様々な感情や行動がひしめき合う。この胸が締め付けられるようなやるせない想いを作品からヒシヒシと感じることができる。

少年少女たちの心は1期と2期で大きく変化。時と共に登場人物たちの成長と感情の変化がほろ苦く、思春期をぶち抜いて過ごしている生々しさを感じる。そして現実版浦島太郎を感じさせる設定と、少年少女たちの複雑な恋愛事情と心の錯綜が素晴らしい映像美とともに織り込まれ、感動的な作品に仕上がっている。

一味違う美しい世界観に触れ、感動したい夜。一気にこの物語の世界にトリップすることをオススメします。美しい映像と、生々しさがとても深く心に刻み込まれるアニメだと想います。

Amazonレビュー

評価: 5全話視聴済みで好きな作品です 作品概要にある様に海の中で町を造り生活する人間と陸で普通に生活する人間との係わり合いが設定されていますが、意味はありますがそこに過度の意味や拘り、説明を求めると作品の良さが伝わらないかもしれません
同監督の近作「色づく世界の明日から」も魔法が普通に受け入れられている世界観ですが、そこに大きな疑問や説明を求めるような設定ではありません それと同様だと思います

この作品の良さは各人物の心情とその変化を丹念に描いているところだと思います 特にちさきと言うキャラクターが裏主人公だと自分は思っていて、運命に一番翻弄されるキャラクターとして多くの尺が割かれ、描かれています
1クール目は前振りで2クール目からぐっと引き込まれる展開ですので、まずは通して視聴されると宜しいかと思います。

キャスト/スタッフ
[キャスト]

先島光:花江夏樹/向井戸まなか:花澤香菜/比良平ちさき:茅野愛衣/伊佐木要:逢坂良太/木原紡:石川界人/潮留美海:小松未可子/久沼さゆ:石原夏織/先島あかり:名塚佳織/先島灯:天田益男/潮留至:間島淳司/木原勇:清川元夢/うろこ様:鳥海浩輔

[スタッフ]

原作:Project‐118/監督:篠原俊哉/シリーズ構成:岡田麿里/キャラクター原案:ブリキ/キャラクターデザイン/総作画監督:石井百合子/キーアニメーター:高橋英樹/美術監督:東地和生/美術設定:塩澤良憲/撮影監督:梶原幸代/色彩設定:菅原美佳/3D監督:平田洋平/特殊効果:村上正博/編集:高橋 歩/音楽:出羽良彰/OPテーマ:Ray 「lull ~そして僕らは~」/EDテーマ:やなぎなぎ「アクアテラリウム」/音楽制作:ジェネオン・ユニバーサル/音響監督:明田川仁/音響制作:マジックカプセル/プロデュース:インフィニット/アニメーション制作:P.A.WORKS/製作:凪のあすから製作委員会

[製作年]

2013年

©Project‐118/凪のあすから製作委員会

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