注目キーワード
  1. 神アニメ
  2. 異世界
  3. 感動

思春期真っ只中の少女たちが、官能小説を読み上げ、妄想と現実を錯綜しながら体当たりしていく青春ストーリー。

思春期真っ只中で妄想と現実が錯綜する物語『荒ぶる季節の乙女どもよ。』

荒ぶる季節の乙女どもよ。(全12話)
5

5人の部員たちが持ち寄った小説を朗読し、読書会を行う文芸部。平凡な女子高生である小野寺和紗はそんな部の活動を居心地よく感じていた。しかし、部員の1人である菅原新菜のとある一言から、部員たちは男女の“性”について意識し始めていき…。
via:U-NEXT

見どころ

脚本は本作の漫画原作者・岡田麿里。性への意識に振り回される文芸少女たちのリアルな会話に男性視聴者はドキドキ!?さらに年頃の男子のあんな姿がお茶の間に…!?
via:U-NEXT

おすすめポイント

「女性が性と真摯に向き合って何が悪いっ!」と心の声を日々惜しげもなく叫び尽くしてしまいそうな勢いがある作品。原作者が女性ということもあって、男性では想像できないような視点で生々しく、そして赤裸々に「性」が語られている。男子視点の「性」「エロ」に関する作品はごまんとあるが、女性目線のこういった作品が「アニメ」で出てくるのは本当に素晴らしいと思う。

未知の性は「妄想の世界」男子もあるある、女子もあるある、そんな妄想まみれだった青春時代をたっぷり思い出させてくれますね。

1話から衝撃を受けたのは、女子が部室で「官能小説」を読んでる!?それを真剣に受け止め部長が解説し、賛否両論している・・・。いやぁ、ありそうでなかった非日常で正直この先「見たい!」となりました。

特徴的なのは彼女たちの立ち位置。「性」には向き合っているけど、「男子禁制」的な偏った見方を序盤しているところ。しかしストーリーが進むにつれて、成長とともに「恋」「恋愛」「愛情」の形がメンバーそれぞれ独特な形で表れてくる。その心情の変化をうまく認められなかったり、そういった気持ちになることが「汚れている」と思ってしまったいりと、「そんなことないんだよ!」と外野から言ってあげたくなってしまうくらい純粋に回り道をしてしまっていたりする。

そういった「好き」「愛」「恋」「性」を過剰にオブラートに包むことなくアニメという「映像化」に挑戦してくれたスタッフ人に感謝したい。

乙女たちのセリフから始まるオープニングソングには毎回鳥肌モノで惹き込まれちゃいます。この勢い止まらないっ!乙女たちよ荒ぶれっ!

Amazonレビュー

ぞうさん

評価: 5文芸部に所属する5人の女子高生たちが、性に振り回され、悩む、というお話です。 全体としてコメディですが、取り扱っている内容は真摯といいますか、あるある、というものばかりで、興味深い作品でした。 小学生以下の児童に視聴させるのは、ためらわれますが、それ以上の年代であれば、特に問題はないのではないでしょうか。 走れメロスという単語を卑猥に解釈したことは、私自身、人生で一度も無く、ああ、そういう視点もあるのか、と少し感動、感心しました。 なお、原作は、別冊少年マガジンで2016年12月から連載されており、2019年7月現在で、既刊7巻です。 前述しましたとおり、全世代、万人受けする作品ではないと思いますが、楽しい、良作だと思います。 以上、ご参考までに。

キャスト/スタッフ
[キャスト]

小野寺和紗:河野ひより/菅原新菜:安済知佳/須藤百々子:麻倉もも/本郷ひと葉:黒沢ともよ/曾根崎り香:上坂すみれ/典元 泉:土屋神葉/天城 駿:広瀬裕也/山岸知明:福山 潤/三枝 久:咲野俊介/十条園絵:戸松 遥/杉本 悟:花江夏樹

[スタッフ]

原作:『荒ぶる季節の乙女どもよ。』(講談社「別冊少年マガジン」連載)原作:岡田麿里 漫画:絵本奈央/監督:安藤真裕・塚田拓郎/脚本:岡田麿里/キャラクターデザイン・総作画監督:石井かおり/音楽:日向 萌/美術監督:中久木孝将・中尾陽子/色彩設計:山崎朋子/撮影監督:長田雄一郎/音響監督:郷 文裕貴/編集:髙橋 歩/プロデュース:斎藤俊輔/アニメーションプロデューサー:米内則智/アニメーション制作:Lay-duce/OPテーマ:「乙女どもよ。」歌:CHiCO with HoneyWorks/EDテーマ:「ユメシンデレラ」歌:麻倉もも

[製作年]

2019年

© 岡田麿里・絵本奈央・講談社/荒乙製作委員会

みんなの感想ツイート

ツイート後のみんなの反応

関連アイテム

最新情報をチェックしよう!